世界のサッカーの大会の賞金

賞金

日本のJリーグでは、2017年シーズンでJ1で優勝したチームには3億円の賞金が支払われるほか、翌シーズン以降に受け取る均等配分金や理念強化配分金などを含めると、3シーズンで22億円あまりを手にすることができます。2017年から大型の放映権契約がスタートしたことによって、前年よりクラブチームに支払われるお金は大幅に増えましたが、世界のサッカー大会には日本の大会よりずっと多い賞金が設定されている大会があります。

例えば、ヨーロッパのサッカーにおいて最大規模の大会であるUEFAチャンピオンズリーグでは、優勝したチームには1,500万ユーロの賞金が支払われます。しかし、この大会では1つのステージを勝ち上がる度にボーナスが加算されるほか、グループステージでは勝ちか引き分けのいずれかでもボーナスが支給されるシステムとなっているため、クラブチームは優勝するだけでも5,000万ユーロを超えるお金を得ることができます。

ただし、本戦の出場チームは広告費や放映権料の割合に応じて支払われるマーケットプールと呼ばれる配分金も獲得することができるため、チャンピオンズリーグの優勝チームより、決勝までで敗退したチームの方が獲得したお金が多くなることがしばしばあります。いずれにしても、チャンピオンズリーグでは本戦に出場するだけでも、日本のサッカー大会よりずっと多いお金を手にすることができます。